私たちカゴメみらいやさい財団は、自助・公助だけでは解決できない社会的テーマに関して、私たちが出来ることは何かを考えてきました。子どもの貧困による栄養バランスの悪化や、孤食による地域とのつながりの希薄化といった社会問題は、「共助の精神」なくしては解決できない問題だと考えています。
その解決の1つである「こども食堂」は、ここ数年で全国におよそ6000軒と広がりを見せています。コロナ禍において、一堂に介して食事をすることが難しくなりましたが、それでも9割以上が、食材やお弁当の配布など形態を変えながら活動を継続されています。
本年も、今後も活動を継続していきたい、実施回数を増やしたいといったこども食堂に対して、最大で50万円の資金を助成いたします。それに加えて、こども食堂を新しく始めた団体に対しても、最大10万円を助成いたします。
カゴメみらいやさい財団の理念である「子どもに笑顔を、地域に笑顔を」を一緒になって実践していただけるみなさまからのご応募をお待ちしております。
募集期間
2022年12月1日(木)13:00 ~ 2023年1月13(金)17:00
助成対象事業
a.こども食堂継続応援コース(1団体上限50万円。56団体程度を助成)
こども食堂をはじめとする居場所作り等の事業。
b.こども食堂スタートアップ応援コース(1団体上限10万円。20団体程度を助成)
2022年4月以降に新しく「こども食堂」を開設され、こども食堂をはじめとする居場所等を提供している事業。
助成対象期間
2023年4月1日から2024年3月31日
助成対象団体等
a.無料もしくは低額で食事を提供する「こども食堂」の活動を行う団体等(法人格は問いませんが、宗教法人、営利企業が行うこども食堂は対象外です)
b.助成金の対象となる事業を完遂する見込みがある団体等
c.団体名義の口座を持っている団体等
d.会計帳簿の管理ができる団体等
e.「助成金受領における誓約書」を提出いただける団体等
対象経費
助成事業期間中の運営経費。ただし、他の助成金や補助金などと使途が重複していない費用に限ります。また、人件費・謝金は対象外です。
i.食材費(*弁当購入費は対象外です)
ii.物品購入費
iii.備品購入費
iv.交通費(ガソリン代など)
v.会場費等
助成決定等
a.助成決定は、応募団体宛にメールで通知します。
b.助成決定団体には、助成金の受け取りの領収書を郵送にて提出いただきます。
c.助成金は、別途おうかがいする指定の口座に振り込みます。
d.助成決定団体はクラウドサインにて助成金受領における誓約書に同意いただきます。
e.助成決定団体は2023年10月31日までに中間報告書をメールにてご提出いただきます。
f.助成決定団体には、活動終了後1ヶ月以内に活動・精算報告書を郵送にてご提出いただきます。
g.活動実態が確認できなかった場合は、助成決定を取り消し、助成金の返還を求める場合があります。
h.助成事業活動報告会の開催を予定しております。活動の発表などご協力をお願いする場合があります。
選考基準
以下の基準を斟酌の上、選考委員会により検討・選考したうえで当法人理事会で決定し、当該団体等に当法人から直接通知します。なお、選考過程や個別の審査内容に関するお問合せには応じかねますので、ご了承ください。
a.実現可能性
b.実績や協力団体との連携、地域住民のボランティアの巻込状況など
c.感染症防止対策の実施状況
d.地域(応募多数の場合は、広く全国に助成できるよう考慮します)
お問い合わせ先
認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」内
カゴメみらいやさい財団助成事業担当 森谷 高村 合田
※むすびえは、本助成事業の委託先団体になります。
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